今回ご紹介する本はこちらです!
【タイトル】
ウィニング 勝利の経営
【著者】
ジャック・ウェルチ
一言でいうとこんな本
ゼネラル・エレクトリック社(GE)を時価総額で世界No.1企業に育てた「20世紀最高の経営者」が、ビジネスで成功するためのノウハウを指南した本
こんな方におすすめ
・昇進するために必要なことを知りたい方
・社内の円滑なコミュニケーション方法について知りたい方
・ライバル会社に勝つための戦略を知りたい方
・20世紀最高の経営者が、どのような視点でビジネスをしてきたかを知りたい方
独断と偏見で選ぶキーセンテンス
ここでは、中小企業診断士としての視点を交えながら、僕が読んで役に立ったこの本のキーセンテンスをご紹介します。太字とアンダーラインは、僕がこの本で特に強調したいところです。
- 勝っている会社、そこで働く人々こそが、健全な経済を支えるエンジンだ。
- いうべきことを言わないことが、ビジネス界の最大の恥だ。
- 世間はエネルギッシュで外交的な人を好む。ビジネスではエネルギッシュで外交的な人のほうが、概して仕事ができる。
- 自分の直観に耳を傾けるべきだ。直観は何かを伝えようとしているのだから。
- 何かを試して失敗して学び、あるいはうまくやって自信をつけてまたやって、というように繰り返し繰り返し経験することで学ぶのだ。
- 誠実な人は真実を語り、自分の言ったことに責任をもつ。ミスをしたとき素直にそれを認める。
- 成熟した人は、プレッシャーに耐え、ストレスや挫折にうまく対処できる。
- ポジティブなエネルギーにあふれる人は、見ず知らずの人と気軽に話して、簡単に友達になる。
- よい人材は、自分が最高レベルに達したと思わない。いつももっと上に上がろうと必死の努力をする。
- 勝つためには二つのことが必要だ。真似をすること、そしてそれに改善の手を加えること。
- 新しい仕事は朝飯前ではなく、背伸びするものであるべきだ。
- 仕事の内容のせいで、ある程度の興奮を仕事から得られないのであれば、そのままじゃいけない。
- 多くのメンターを探し求め、助言を求めること。
- ポジティブ態度で周りを感化しよ全支社う。
- ポジティブな性格でなければ、昇進していくのはとてもとても難しい。
- つらいのはわかる。だが、それを受け入れ、事態を改善し終わらせるのはあなた。あなたがすることだ。
- よく知ってもらうには、オフィスに顔を出すのが一番だ。
- 仕事以外で、どんな人生を望むかをはっきりしておくこと。
- 優秀な役員には共通して次の4つの特徴がみられる。
・善良な性格
・常識
・健全な判断能力(特に人に関して)
・進んで発言する勇気
復習用クイズ
この本の中で僕が好きだった部分、皆さんのお役に立つ部分をクイズにしました。以下の下線部には何が入るでしょうか?(答えはキーセンテンス参照)
「ウィニング 勝利の経営」
僕はこの本を読んで、ポジティブで積極的・外交的なメンタルでいることがビジネスにどれだけ良い影響を与えるのか、ということを学びました。特別なことをする必要はなく、まずは善良な人間として常識をもって誠実に生きることが、ビジネスで成功するうえでの第一歩になるんだなあと思いました。20世紀最高の経営者、と言われる方は特殊なマインドでビジネスしているのかな、と思っていたので意外でしたが、確かに納得できました。
皆さんもぜひ20世紀最高の経営者の考え方に触れてみてください。
それではまた次回、バイバイ。
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