今回ご紹介する本はこちらです。
【タイトル】
死ぬほど読書
【著者】
丹羽 宇一郎さん
一言でいうとこんな本
読書をすることの意義、よりよい読書の方法を教えてくれ、本が読みたくなる本
こんな方におすすめ
・読書を通じて得られること、読書の意義を再確認したい人
・読書へのモチベーションを高めたい人
診断士が独断で選ぶキーセンテンス
ここでは、中小企業診断士としての視点を踏まえながら、僕が読んだ役に立ったこの本のキーセンテンスをご紹介します。太字とアンダーラインは、僕がこの本で特に強調したいところです。
- 人間にとって一番大事なものは、「自分は何も知らない」と自覚すること。
- 私が考える教養の条件は、「自分が知らないということを知っている」ことと、「相手の立場に立って物事を考えられる」こと。
- 教養を磨くものは何か?それは仕事と読書と人。
- 仕事をすると、喜び・悲しみ・怒り・ひがみ・やっかみなど、様々な思いを味わうことになる。こういったあらゆる感情が経験できるのは、仕事以外にない。
- 自分が経験できないようなことを、読書を通して経験する。
- 芥川賞を受賞した作品だけは毎回読むようにしている。
- 「文芸春秋」は政治・経済・文化・芸術・科学・スポーツ・娯楽と多岐にわたる分野の読みっものが収録されている。
- 本は「なぜ」「どうして」と考えながら読めば、それだけ考える力が磨かれる。
- 本当の賢者とは、自分の欲望をコントロールできる自制心を持っている人。
- 本を読んでいて「これは」と思った個所は、週末の休みを利用してノートに書き写している。
- 人間は失敗をする動物、もっともよい方法は、絶えず「小さな失敗」を繰り返すこと。修正や改善をすれば、大事に至らずに済む。
- 人生というものは、問題があって当たり前。問題のない人生など、どこにもない。問題があるということは、懸命に生きている証。どんな苦しい状況に陥っても、それは天が自分に課した試練。試練克服の源泉となるのが、読書と経験。
- さまざまな人生経験を積み、その上で読書を加えればそれなりの品性が備わってくる。
- きつく叱ってもへこたれず、コツコツ努力する。こういうタイプは伸びることが多い。
復習用クイズ
この本の中で僕が好きだった部分、皆さんのお役に立つ部分をクイズにしました。以下の下線部には何が入るでしょうか?(答えはキーセンテンス参照)
まとめ
「死ぬほど読書」
この本を読んでから、本で学んだことをノートにまとめるようになりました。以前までは本を読んだら読みっぱなし、自分が気になった部分は線は引くものの引いて終わり。本で学んだことが全然身についていなかったんです。この本を読んでから、自分の読んだ本で気になって線を引いた文章は、ノートにまとめて定期的にそのノートを見るようにしました。
丹羽さんがおっしゃる通り、本を読めば自分が経験できないような経験を追体験できます。自分がいかに無知であるかを認識でき、自分を謙虚な気持ちにしてくれます。
ぜひ皆さんも本を読んで、人生がイージーモードになることを実感してみてください。
それではまた次回!バイバイ!
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